叱り方

先日、保護者から「園長先生は自分の子どもをどうやって叱っていますか?」という質問がありました。程度にもよりますが、私はこれはいかんと思ったら、二人きりにして、正座をして向き合い、子どもの口から事実を引き出すようにします。「これをこうしたの?」という質問だと「うん」としか言わないので、事実を正直に引き出すことが大事だと思っています。お互いに正座をするのは子どものしたことは親も責任があるということを示すためです。そしていつもと違うということを分からせるためです。悪いことをしたから正座ではありません。最後にこれからどうすればいいのか確認をする。そして抱きしめてあげる。引きずらない。以上!

大学の時に小学校3年生の教育実習に行きました。その時に、失敗した友達を馬鹿笑いした子がいました。担任の先生が「今、笑ったやつ、手を挙げろ!出てこい!」と激しい口調と見たことのない形相でにらみつけました。手を挙げた子ども達は別室に連れていかれました。その時に何を話したのか後で聞いたところ、「君たちは正直でえらいね」と言ってから指導したそうです。私は感動したのを覚えています。その子達が先生と信頼関係ができて、先生を慕っていることは言うまでもありません。「悪いことを指摘する」のが大人ですが、正しいことを伝えるのも大人です。叱るのも感情を出したり、ダメなことを正すだけではなく、子ども達を叱った後に子どもがどう変わるのかを考えて言葉を選ぶといいかと思います。正しい叱り方はありませんが、正しいことを伝えることは誰でもできます!

寝かしつける

今年度の途中入園について

今年度の途中入園については受け付けをすることがかなり厳しいです。
昨年度も5月以降の保育園児(2・3号児)として途中入園児はいませんでした。

光が丘幼稚園では4月の入園時点で、受け入れられる最大の人数を受け入れております。受け入れられる最大の人数とは保育室の面積と職員数で決まります。

現在、面積は十分あるのですが、保育士が足りず、入園者をお断りしています。そのため、途中で保育士が増えた場合は可能性があります。しかし、今までの経験から途中で増えることはほとんどありません。また、途中で転勤で転園された場合も空きがでますが、ほとんど年度替わりでの転園がほとんどです。

そのため、ここ数年は4月の入園者数が1年間の園児数となっております。

令和元年度中に途中入園したいという方は期待しないでお待ちください。空きが出るかどうかは市役所のホームページに記載しておりますので、参考にされてください。

どうしても入園したいという方は一昨年より、4月まで待っていただくか、他園に通いながら空きを待つという方もいました。預けたい時に受け入れることができずに、申し訳ございません。他園に通いながらという方法はおすすめしません。他園にも迷惑が掛かりますし、環境が変わることはいいとは思いません。どうしても光が丘幼稚園に入園したい方の最終手段です。
※ちなみに他園に通っていると、来年4月入園児に点数はあがりませんので、新規入園よりも可能性が低くなることをお伝えしておきます。

不明な点がありましたら、幼稚園までご連絡ください。

自立

子育ての最終目標は「自立」だと言われています。生きる力を育てるということは自分で生きていく力を育てるということです。9つ(数える時に「つ」がつく歳)までは段階的に手を離し、目を離し、心は一生離すなといいます。少しずつ子ども達は自分で判断し、決断していくのです。過保護や甘やかし、また逆にネグレクト(育児放棄)も問題になっています。何でも手を差し伸べてあげればいいということではありませんし、親としての責任を果たさなければなりません。このあんばいが難しいですね。自立する過程は親の手を離れていく寂しさを感じながら力強く生きてい欲しいという願いもあり、矛盾することも多くあります。「かわいい子には旅をさせよ」といいます。社会に出たら全て自己責任です。この時期に全て自己責任でとは言いませんが、いずれ正しい道を自分で見つけ選択してく事のできる大人を描きながら子育てをすると対応も少しは変わってくるのではないでしょうか?私も自分の子どもには「自分で考えて」が口癖になっています。頼り過ぎず間違った結論であっても、自分で考えさせることを大切にしています。もちろんアドバイスもしますよ。自立できることは「自律」できる事でもあるのです。